筆談のポイント
聴覚障害の方と、筆談ボードやメモ帳を活用してコミュニケーションを取ることが
あります。
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ポイント①
まず、筆談ボードやペンを見せて、身振り手振りで、筆談ができるかどうかを聞きましょう。
- ポイント②
筆談の基本は、横書きです。
そして、数字を使用するときは1、2,3などのアラビア数字で書きましょう。
- ポイント③
一言一句ていねいに手紙のように書くより、必要なことだけを簡潔に書くようにした
方が、スムーズにコミュニケーションが取れます。
【良い書き方の例】 約20分 待ちです。
【悪い書き方の例】 只今、混み合っておりまして、ここから約20分、お待ちいただいております。 |
- ポイント④
漢字を適切に使って、誰にでもわかる表現で、必要なことだけ簡潔に書き ましょう。
聴覚障害がある方の中には、日本語文法の習得が不十分な方もいます。
難しい言葉は避けるようにしますが、ひらがなばかりでもかえって意味が伝わりにくくなります。表意文字である漢字を適切に使うと、読めなくても意味が通じやすくなり
ます。
【良い書き方の例】 ここから、約20分 待ちです。
【悪い書き方の例】 ここから、やく20ぷんまちです。 |
筆談ボードは、専用のものも売っていますが、
文房具店や100均のホワイトボードでも十分です!
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