見やすさへの配慮【店内編】
弱視の方をはじめ、多くの方に利用しやすいお店とは?
視覚障がい者は、必ずしも全員が全盲(まったく見えない)ではなく、
弱視(生活に支障をきたす程の弱い視力で矯正困難)は全体の7割を占めており、こういった方々は、ちょっとした工夫で見えやすくなります。
そんな弱視の方への配慮は、多くの方にとっても
利用しやすいものになると思います。
今回は、今すぐにでも簡単にできる工夫をご紹介します。
- 段差を強調し分かりやすくする
- 案内表示を分かりやすくする
- 調味料などに名前シールを貼る
となります。
段差を強調し分かりやすくする
ますは、↓の画像をご覧ください。
段差自体がとても危なく、さらに右の画像のように模様のある階段は特に分かりにくく危険です。
しかし、段の端の色を変えて強調することで、見やすくなり安全性が増します。
お店でも、店内・店外の段差などに赤や黄色の目立つ色のテープを貼るだけで、分かりやすくなり、安全になります。
案内表示を分かりやすくする
このようにトイレの表示など、結構分かりにくいものがたくさんあります。
特にこういったデザイン性の高いものは、小さくてもいいので下に「女性用」「男性用」と書かれたプレートやテープを配置するだけでも、分かりやすくなります。
調味料などに名前シールを貼る
お店のテーブルにある、こういった調味料。
弱視の人は、どれが何の調味料か分かりにくいことが多いので、「しょうゆ」「ソース」など明確に書くだけで、分かりやすくなります。
その際、シールメーカーでシールを作ってもいいですし、
無地のテープにマジックで目立つように書いて貼るのもいいと思います。
ぜひ、参考にしてみてください!
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