手引きの方法を知ろう
視覚障がいの方が来店された際に、誘導するときの手引の方法についてご紹介します。
腕の持ち方
1 誘導する方法は、スタッフ(誘導する側)の腕をお客様(誘導される側)に持ってもらいます。
その際、持つ腕は左右どちらでも構いませんが、普通は白杖を持っていない側に立ちます(持っていれば)
2 お客様にスタッフの肘の上か肩を持ってもらいます(お客様との身長差、持ちやすさなどで決める)
基本の方法
必ず声かけをしましょう。
「前に進みます」、「右に曲がります」、「止まります」など。
- 2人分の幅を確保する。
- 歩くスピードに注意する。
- 狭い通路は、腕を後ろに回し真後ろを歩いてもらう。
- さらに狭い通路はカニ歩きをする。
段差・階段では、段に対して直角に近づき、「昇り(降り)の階段です」と声をかけてから、スタッフはまず一段昇る、または片足をかけて、いったん止まります。
お客様が足先などで段を確認したら、お客様の歩調にあわせて一段先を昇ります。
イスに座る時は、ひと声かけてから、お客様の手をイスの背に触れさせ、テーブルがある場合はもう片方の手をテーブルに触れさせてあげてください。
また、背もたれの無いイスの場合は、座席に触れさせイスの形を自分で確認できるようにしてあげましょう。
以上です。
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